随分前、レグザというテレビを量販店で買ったときに、おまけでもらった、ハードディスク(HD)が壊れてしまいました。
このハードディスクはテレビ番組の録画用です。
メーカーと型番はアイ・オー・データ HDCR-U1.0EKと記載されていました。
録画用と言ってもHDに変わりが無いので、まず、PCに接続しても駄目なのか?
試してみることにしました。
すると、HD自体は壊れていないみたいですね。
なので、フォーマットして予備のHDとして使っていたのですが、ある日突然、スイッチが入らなくなったのです。
「もう、完全に壊れた!」
と思ったのですが、スイッチが入らない症状は、HDの基盤の損傷ではなく、SATAか?
それとも、電源アダプターの故障が考えられるので、代替のHDケースに入れて本当に壊れたのか?
試してみることにしたのです。
ハードディスクケースに入れて作動するかをチェック
先程の代替のHDケースですが、ハードディスク単体を外付けHDDのように接続して使うことができるPCの周辺機器です。
Amazonなどで、「ハードディスクケース」で検索すると、数千円で売っていますね。
このHDケースは電源とUSB端子、そして、スイッチが付いている単純な仕組みのものです。
これも随分昔に買ったものですが、PCが壊れると、まず、HDを取り出してハードディスクケースに入れてデータを復旧したり、外付けHDとして使ったりしていたものです。
では、テレビ録画用のHDを解体します。
テレビ録画用のIOデータ HDCR-U1.0EKを分解する
まず、電源が入らないHDを分解して、ハードディスクを取り出します。
そこで、ケースを開ける方法ですが、画像のように、爪楊枝を3つの穴に刺してスライドさせます。
爪楊枝を刺すとロックを解除するということですが、刺してスライドさせながら、手前に引き出す感じですね。
簡単にケースを分解することが出来ます。
HDケースにはSATAコネクタが2つあるので、これをHDに接続します。
これは、HDの後面を見ると差し込む部分があるので、すぐに分かります。
次は、HDケースのSATA端子をHD端子に差し込みます。
このように差込んで完了です。
あとは、実際に作動するのか?
PCに接続して確認します。
その結果、HDが認識すれば、あとはHDケースのシャーシの両側面とHDをネジ締めします。
そして、ケースに装着すれば完了ですね。
今回のHDケースですが、昔のものなので、SATA端子の接続など素人では難しいかも知れません。
そこで、Amazonで見つけました。
HDを差し込むだけで、簡単作動するHDケースです。
ロジテック HDDスタンド USB3.2Gen1 HDD SSD対応 2.5/3.5インチ 最大16TBまで対応 テレビ使用可能 LGB-1BSTU3
まとめ
今回は、テレビ録画のHDが壊れた時の確認方法について紹介しました。
ちょっとマニアックな記事ですが、意外と多いのはテレビのHDが作動しないとなるとすぐに捨ててしまうことですね。
これって、凄くもったいないですよ。
私は、レグザのHDは、PC(MAC)のタイム・マシン(もしPCが壊れても以前のデータをバックアップする)の保存HDとして使っています。
HDはいずれ、壊れるものですが、月に1度のバックアップとして電源を入れるのであれば、寿命は長いと思います。
ただ、HDの基盤が損傷すると素人では大変です。
基盤のEEPROMの故障だとすると、EEPROMを交換します。
それは、故障したEEPROMと同じ基盤のROMを付け替えたり、ROMライターでデータを移植することをすれば可能ですが難度は高いですね。
そして、秋葉原など基盤やHD探しに出かける必要があります。
もちろん、プロに頼めばデータ復旧は可能かも知れませんが・・・
でも、電源が入らない症状は、ほぼほぼ、今回の方法をすれば使うことが出来ると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ下記ツイッターからシェアして頂ければとっても嬉しいです。