昨年6月29日に1曲目をYou Tubeにアップしたのですが、今回で9本目になりました。
曲はイン・ア・センチメンタル・ムードです。
この曲もスタンダードのジャズでデューク・エリントンが1935年に作った曲なので、随分昔の曲です。
でも、曲の美しさは最高ですね。
この曲はデューク・エリントンの母の死を悼んだ曲だそうです。
でも、なぜか、ラブソングのように扱われるようになっていますね。
というのは、曲を聴いてみると寂しげな曲というか、失恋をイメージさせる要素が含まれているように感じるからです。
そして、センチメンタルという言葉ですが、「感傷的」というか、「感情」という意味ですが、これも、恋愛 → 失恋をイメージさせているように思います。
いずれにしても「センチ」になりますね。
イン・ア・センチメンタル・ムードの歌詞
イン・ア・センチメンタル・ムードはもともと、エリントン楽団で演奏されるようになったのですが、後になって歌詞がつけられたのです。
この歌詞がつけられたことで、愛の唄ということになったようです。
歌詞の内容を調べましたので、シェアしますね。
心素直な気持ちに身を任せると
星明かりが部屋に差し込み始める
貴方の愛が燃え盛る炎のように
光で暗黒の闇を追い払ってくれる
くちづけの翼ひとつひとつに
初めて耳にする甘い調べが聞こえ
心素直な幸せに包まれながら
私の楽園は貴方で満たされていく
バラの花びらが降り注ぐ
貴方を「私のひと」と呼べるとは
まるで夢見るような気分
心は輝き、夜は聖なるものとなる
心素直な気持ちに身を任せると
まるで天上の国に住むような心地
夢にも思いはしなかった
貴方がこの私を愛してくれるとは
この歌詞を見ると明らかにラブソングですね。
この歌詞を作ったのはデューク・エリントンのマネージャー(アーヴィング・ミルズ)だそうです。
まとめ
今回は「イン・ア・センチメンタル・ムード」という曲を紹介しました。
ジャズ・スタンダードは素晴らしい曲ばかりで、ハーモニカの練習には適していると思っています。
今回も、背景動画を使いましたが、背景動画のイメージは、今まで生きてきたプロセスが次々と過ぎ去っていきますが、その出来事の感情だけが忘れることなく思いだされることをイメージしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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