MuseScoreの選択フィルターですが、
これって?、何に使うのか?
知らない人・・・
多くいらっしゃると思います。
もちろん、YouTubeやブログでMuseScoreの使い方をレクチャーされていますが、ほとんど、選択フィルターには触れていないですね。
そこで、今回は選択フィルターの使い方をシェアしようと思います。
とっても、便利な機能なので、知っているだけでも得をした感じですね。
MuseScoreの選択フィルターってどういう時に使うの?
MuseScoreの選択フィルターは、楽譜をコピーする時に使うと便利です。
といっても、楽譜をコピーするというよりも、コード記号だけをコピーする時ですね。
楽曲のソロ(アドリブ)を記入する時に使います。
つまり、スタンダードジャズなど、テーマがあって、テーマの次はソロ(アドリブ)をしますが、そのソロを具体的に音符で書き留めたいときは、テーマの楽曲をコピーして、テーマのあとに貼り付けます。
でも、貼り付けたテーマはメロディーも一緒にコピーされてしまうんですね。
なので、メロディーを削除しなければならなくなります。
これって、二度手間になります。
そこで、選択フィルターの出番です。
手順は、選択フィルターにチェックを入れてコピーして、貼り付けたい場所にペーストします。
この段階ではコードとメロディーが含まれています。
そこで、こんどは選択フィルターのチェックを外します。
そうすると、コードが選択されない状態になります。
次は、貼り付けた楽譜を全選択してデリートします。
これで、コードだけの楽譜が出来上がります。
選択フィルターの手順
選択フィルターは上のメニューの表示から選択します。
そうすると、コード記号の右にチェックボックスがあります。
コード記号のチェックを外すと、小節をクリックしても、選択されなくなります。
なので、ソロパートはコード記号だけにします。
まず、選択フォルターのコード記号はチェックを入れた状態で範囲してコピーします。
次は、テーマのあとにソロパートを記入するので貼り付けます。
この状態では、コードとメロディーが含まれています。
そして、貼り付けた状態(選択状態)のままで、今度は選択フィルターのコード記号のチェックを外します。
そうすると。コードが選択されない状態になります。
つぎは、デリートキーを押すとメロディーすべてが削除されます。
まとめ
前回は、MuseScoreの音符の色を変える方法でした。
そして、今回はMuseScoreの選択フィルターを紹介しました。
MuseScoreは無料で使えて優れた機能を備えた楽譜ソフトですが、使い方が分からないことがあります。
なので、使ってゆく過程でいろいろ試してみて、こんなことが出来るんだ!
という発見があります。
もちろん、YouTubeやブログ記事を検索して使い方を覚える方法もありますが、今回紹介した選択フィルターや前回の音符の色を変える方法は残念ながら、ネットで見つけることができなかったのです。
知ってしまえば、簡単なことなんですが、分からないままだと不便というか・・・
遠回りになります。
よって、できるだけ、多くの人に役立つ情報を伝えてゆきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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