やっと、秋らしくなりましたね。
そこで、秋と言えば、枯葉ですね。
ということで、You Tubeの4曲目は枯葉「Autumn Leaves」をアップしました。
枯葉という曲は、シャンソンなんですね。
ウィキペディアでは・・・
1945年にジョゼフ・コズマが作曲し、後にジャック・プレヴェールが詞を付けた。ミディアム・スローテンポの短調で歌われるバラードで、6/8拍子の長いヴァース(序奏部)と、4拍子のコーラス 部分から成る。
第二次世界大戦後のシャンソンとして、世界的にも有名なスタンダードである。 また、いち早くジャズの素材として多くのミュージシャンにカバーされ、数え切れないほどのレコーディングが存在することでも知られる。
と書かれていましたね。
枯葉はジャズのアドリブ入門曲
私もジャズのかっこいいアドリブソロをサックスで演ってみたいと思ってジャズスクールに入ったとき最初に学習した曲は、Fのブルースと枯葉でしたね。
この2つを演奏出来るようになると、それなりにジャズを弾くことが出来るようになります。
たとえ、違ったキーの曲でも、Fのブルースと枯葉を練習さえしておけば、出来るようになるものです。
それで、なぜ、Fのブルースと枯葉なのか?
まず、Fのブルースですが、ジャズの曲でFというキーは、それぞれの楽器のキーに適応しやすいからです。
例えば、アルトサックスはE♭の楽器です。
なので、アルトサックスで「ド」を吹くと、ピアノではミ♭(E♭)の音程になるということです。
これは、ピアノで「ド」を鳴らすと、アルトサックスだったら、「ラ」(♯が3つ付く)を吹かなければ同じ音程にならないのですね。
また、トランペットやテナー・サックスの場合はBbの楽器なので、「レ」)(♯が2つ付く)になります。
これらを考えると、Fというキーはピアノでは♭が1つ付くキー、アルトサックスは「D」なので、♯が2つ、テナー・サックスはGなので♯が1つになります。
つまり、どの楽器でも、比較的やりやすいキーになるということです。
ただし、ロック系のギターは難しいキーだと言われているそうです。
そして、枯葉ですね。
枯葉という曲がアドリブの入門曲とされているのはコード進行にあります。
それは、ツー・ファイブというコード進行です。
例えば、Cの曲だったら、Dm7→G7→CMaj7ですね。
そこで、枯葉の場合はマイナーのツー・ファイブも含まれているので、アドリブフレーズを研究したり覚えることによって、他のスタンダードの曲をやっても、応用がきくということです。
つまり、アドリブの引き出しを増やすことになるんですね。
よく言われている「リック」というお決まりフレーズとか、枯葉のコード進行で練習してゆくことによって、テクニックの引き出しを多く得ることが出来るということです。
まとめ
今回はクロマチックハーモニカで枯葉をYou Tubeにアップしたという内容でした。
6月からYou Tubeデビューしましたが、ただ単に楽器を練習するよりも、You Tubeでアップするという目標があるから、単調なスケール練習や先人のプレイをコピーするなど、ちょっと大変な作業も何とかこなせるものです。
考えてみると、分からないことや困難なことを、何とかして結果を出す努力をすることによって、向上するということが生まれるんですね。
これが無いといつまで立っても変化は無いということだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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