私たちの脳は第一の脳であり、第二の脳は腸だと言われています。
でも、今は、腸の方が第一の脳だと感じるんですね。
もちろん、ネットではいろいろ言われています。
いずれにしても、腸と脳は密接な関係があって、影響し合っていることを、脳腸相関と言われています。
なので、どちらが第一だとか第二だとか決めつけることって意味は無いと思います。
でも、生活をしていく中で腸の方が第一の脳だと感じることがあるんですね。
ということで、今回は腸は第一の脳だということを述べてゆきたいと思います。
腸は心の鏡
「心って私たちの身体のどこにあるのだろう?」
こんなこと考えたことありませんか?
脳は思考するので、脳かな?
でも、「腑に落ちない」のです。
「え!、「腑」(ふ)は腸(はらわた)を意味しているんですね。
ということは、食べたものが腸におさまらないという意味が「腑に落ちない」といいます。
では、なぜ、脳(頭)におさまらないと言わないのでしょうか?
そう言えば、「腹が立つ」とか、「太っ腹」、「腹黒い」、「腹の虫が治まらない」、「腹をくくる」、「腹を割って話す」など、腹という言葉が多く使われています。
「腹」つまり、腸のことを指していると思いますが、腹(腸)は気持ちや心をイメージさせている言葉です。
ということは、腸が心を動かしているということになります。
でも、もちろん、腸だけではなく、先程、述べた「脳腸相関」なので、脳にも何らかの役割があると思います。
ということは、腸は重要な器官だと思うのです。
それから、ストレスが溜まるとお腹が痛くなります。
これは、緊張や不安などのストレスを受けると、その情報が脳から腸に伝えられ腹痛や下痢、などを引き起こすそうです。
さらに、腸が悪くなると脳に伝達するので自律神経が乱れるということです。
大谷翔平の打球の凄さ
連続して、大谷翔平は記録を更新しています。
では、なぜ、こんなすごいことが出来るのか?
大谷翔平の打球速度は118.1マイル(190.1キロ)だと記録されていますが、この打球速度だと、脳で考えて打球ポジションやタイミングを把握することが出来るのか?
これって、身体が反応するからジャストタイミングで打つことが出来ると思うのです。つまり、脳ではなく身体が覚えているということです。
すごく速いスピードで投げられたボールを、脳で考える暇など無いと思います。
今までのバッティングの感覚を身体が覚えているので、それを、引き出せる能力があるからだと思うのです。
自転車に乗る
私は自転車に乗ることができます。
これは、幼少のときに自転車に乗ることを覚えたからです。
そして、長い間、自転車に乗ったことなどないけれど、いざ乗れと言われれば乗れるんですね。
これって、身体が覚えているからです。
この身体で覚えるということは凄く重要だと思います。
まとめ
今回は腸は第一の脳ということを紹介しました。
先程の大谷翔平の打球の件を調べてみると、身体の神経伝達物質である「キネシン」というモータータンパク質が働くからだと書いてありました。
このキネシンですが、神経伝達物質なので、身体の細胞は微小管なので、あらゆるところに存在しているのです。
そして、腸には1億もの神経細胞があり、脳とは独立した生命体のように活動しているそうです。
また、脳の神経細胞はもともと腸から生まれたことから、腸は脳の親的な存在だという学者もいらっしゃいます。
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