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サテンドールというジャズ・スタンダード曲ですが、サテンドールってどういう意味なのか?
ご存知でしょうか?
Satin Doll は「サテンの人形」→「サテンで作られた人形」→ 「サテン人形のように華やかな女性」という意味だそうです。
そして、ドール(Doll )は女性という俗語なんですね。
なので、「サテンの布をまとった女性」という意味ということも考えられます。
いずれにしても、サテンの布は滑らかでツルツルとして手触りが良い・・・つまり、最高級というイメージがあります。
ぶっちゃけた話・・・魅力のある女性だということですね。
ということで、サテンドールという曲をYou Tubeにアップしました。
サテンドールという曲
サテンドールという曲と言えば、デューク・エリントン(Duke Ellington)ですが、ビリー・ストレイホーンというピアニストとの共作です。
そして、ジョニー・マーサーという作詞家によって作られています。
ジョニー・マーサーと言えば、酒とバラに日々、そして、ムーンリバーの詞を作った人ですね。
まず、サテンドールはインストゥルメンタルでヒットしたので、ジョニー・マーサーが詞を載せたということになります。
つまり、歌ものにすることによって、エラ・フィッツジェラルドやナンシー・ウィルソンなど有名なシンガーによって、歌われたので更にヒットが拡大したということです。
そして、サテンドールが作られたのは、1953年なので、随分昔ですが、ジャズライブでは定番のように歌われ・演奏されています。
サテンドールの詞訳
この曲はいろんな解釈がありますが、イメージとして、しっかりとしたモテモテの女性に恋をした・・
なんとか落とせないものか・・
という、いわゆるナンパの曲なんですね。
ネットでは、いろんな和訳がアップされているのでご覧ください。
まとめ
今回はサテンドールを紹介しました。
この曲のコード進行はツー・ファイブなので、いろんなフレーズアイデアが浮かび上がってきます。
でも、転調が頻繁なので、フレージングの自然なつなぎを考えるには、ちょっと大変かもしれませんね。
とにかく、ツー・ファイブが多いので、逆にリックのパターンを多くマスターしている人には腕の見せどころだと思います。
でも、すごく勉強になる曲ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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