私はスズキのクロマチックハーモニカ(シリウスS-64 ウッド)をメインに使っていますが、今回、ホーナー・ニュースーパー64を購入しました。
購入の理由は二枚構造のリードと台形型のマウスピースです。
特に二枚構造(ダブルリード)ってどんな音がするのか?
そして、台形型のマウスピースですね。
スズキは丸形のマウスピースですが、台形型は咥えた感じが違うのでは?・・・
ということで、手に入れました。
予想どおり、スズキとは全く違った音がしますね。
綺羅びやかな音色でパワフルで吹きやすいのがメリットです。
でも、一般的な金属カバーのハーモニカの音なんですね。
そこで、金属カバーを外してウッドカバーにするともっと円やかな音になるのでは?
ということで、今回は NEW SUPER 64をウッドカバーに取り替えることにしました。
- ホーナー NEW SUPER 64のウッドカバーを自作する
- 治具を作る
- くり抜き成功
- いらない部分を切り落す
- 電動サンダーで削る
- サンドペーパーがけと塗装
- スズキS-64ウッドとホーナーニュースーパー64
- まとめ
ホーナー NEW SUPER 64のウッドカバーを自作する
色々調べてみましたが、NEW SUPER 64のウッドカバーを手に入れることは困難です。
まず、「eBay.com」にオーダーメイドのカバーが売っていたので、問い合わせてみました。
ところが、全く意味が分からない答えが返ってきたことと、在庫ありと記載していましたが、3ヶ月待ちとのことです。
ということで諦めました。
こちらは、英語で質問をしたのですが、「オーダーしろ!」の一点張りなので信用出来ないと判断しました。
そこで、自分で作るしかないな・・・
ということでDIYに挑戦することになったのです。
まず、ホームセンターでの木材の調達ですね。
エンジュという北海道産の木材を購入しました。
これは、あくまで、練習のためです。
というのは、実際にカバーを作ることが出来るのか?
自信がなかったからです。
そして、とりあえず、木をくり抜くので、カバーの型取りをしました。
でも、くり抜くと言っても何か、テンプレートが無いと失敗するのでは?
トリマーをフリーハンドで彫るなんて素人では無理・・
そこで、まず、治具(テンプレート)を作ることにしました。
治具を作る
治具とは加工をする際に、加工される木材を固定し、加工の案内をしてくれる、補助的な役割をもったテンプレートです。
上記の写真はアルミレールに5mm幅のシナベニアを両面テープで固定したものです。
そして、トリマーを垂直に当てて、四角いガイドをアルミレールに沿って動かすだけで、精密にくり抜くことが出来るということです。
くり抜き成功
こんな感じでくり抜き成功しました。
いらない部分を切り落す
そして、木材のいらない部分の四隅を切り落とします。
電動サンダーで削る
次は電動サンダーで削っていきます。
細かい部分はロータリーツール(ミニルーター)で削ります。
サンドペーパーがけと塗装
削りが終われば、次はサンドペーパーの60番 → 120番 → 400番という手順で削り、次にニス塗装をします。
ニス塗装は3回ぐらい重ね塗りをして完成です。
スズキS-64ウッドとホーナーニュースーパー64
完成です。
ニュー・スーパー64は、スズキS-64と比べると、ひと回り大きいですが2枚リード仕様なので、ボディーは大きくなります。
まとめ
今回はDIYでホーナーのニュースーパー64の木製カバーを完成させました。
そこで、音は?
ということですが、少しばかり丸くなった感じです。
でも、スズキのシリウスほどではないので、ちょっと、期待ハズレでした。
改めてスズキのシリウスウッドの魅力を感じましたね。
ホーナー HOHNER クロマチック ハーモニカ NEW SUPER 64X【国内正規品】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ下記ツイッターからシェアして頂ければとっても嬉しいです。
、日本製はいいもの作るな〜