WordPressのブログやサイトをローカル環境で作動させることができます。
ローカル環境とは、あなたのパソコン内に作るのでWebサイトに影響を与えることはありません。
つまり、ネットでのサイトをコピーしてPC内に作ることが出来るということです。
しかも、比較的に簡単に出来てしまいます。
では、早速、やり方を紹介しますね。
Localという無料アプリを使う
まず、WordPressは ① WEBサーバー、②データベース、そして、③PHPが必要です。
この3つが揃わないとWordPressは動きません。
そこで、Local(ローカル)というアプリをPCにインストールすれば、簡単に出来るのです。
その手順は・・・
- Local(ローカル)アプリをPCにインストールする。
- 元となるサイトデータ(WordPress)をPCにエクスポートする。
- Localアプリを起動させて、エクスポートしたデータをインポートする。
- サーバーからデータベースをPCにエクスポートする。
- ダウンロードしたデータベースをLocalアプリに入れる。
この5つをやれば、ネットでのWordPressで作ったブログやサイトをローカル環境で動かすことが出来ます。
では、Localのインストール手順から紹介しますね。
Localをインストールする手順
まず、Localの公式サイト(下記)へ行きます。
そして、公式サイトの右上にダウンロードボタンがあるので、クリックしましょう。
そうすると、プラットフォームを選ぶ画面が表示するので、あなたが使っているプラットフォーム(MACとかウィンドウズなど)を選びます。
そして、ファーストネームやメルアドを記入しますが、メルアドだけの記入でも大丈夫です。
そして、「今すぐ入手」ボタンを押します。
「今すぐ入手」ボタンを押すと、ダウンロードスタート画面になります。
そして、「ここをクリック」をクリックします。
次は、上記が表示(MAC)されるので、アプリケーションホルダーにドラッグします。
これで、ダウンロードは出来ました。
では、次、Local.appをクリックして起動させましょう。
起動すると、まず、利用規約の同意が表示されるので、許可ボタンをクリックします。
そして、エラーレポートの送信協力の画面が表示されますのでこれもチェックします。
そして、LocalでのWordPressを作成する画面に移ります。
Localを起動してWordPressのサイトを作る
いよいよ、WordPressの構築に入ります。
Localのニューサイト作成ボタンをクリックします。
そして、Local内のWordPressサイトの名前を付けます。
今回は「test」にしました。
次はWordpressの開発環境の選択画面ですが、おすすめ(Preferred)にチェックを入れて「CONTINUE」ボタンを押します。
そして、WordPressのログイン情報を入れます。
今回はユーザーネーム「aaa」パスワード「1234」にしました。
その次に、「ADD SITE」をクリックします。
このように、Localにtestサイトの情報が表示されました。
では、WordPressにログインしましょう。
「OPEN SITE」をクリックします。
「OPEN SITE」をクリックすると、WordPressのベースページ「こんにちわ世界」や「最近のコメント」などが表示されるので、「サンプルページ」を見つけてクリックします。
そして、サンプルページに「ダッシュボード」へのリンクがあるので、そこをクリックしてください。
そうすると、WordPressのログイン画面になります。
そこで、先程入力した、ユーザー名とパスワードを入れます。
これで、Local内に、WordPressのサイトが出来上がりログイン出来ました。
では、次はローカル環境にコピーしたいサイトのデータをエクスポートします。
WordPressのエクスポート機能を使って、元データをローカル環境にダウンロードする。
まず、ローカル環境へコピーしたいWordPressの元データをエクスポートします。
WordPressにログインして、左のメニューから、①エクスポートをクリックして、②すべてのコンテンツにチェックを入れて、③「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。
そうすると、あなたのPCにエクスポートされます。
LocalのWordPressに記事データをインポートする
先程エクスポートしたWordPressのデータをローカル環境のWordPressにインポートします。
LocalでのWordPressのダッシュボードの左メニューのツールからインポートをクリックします。
そして、WordPressの「今すぐインストール」をクリックしましょう。
そこで、インストール画面が表示されない場合は「今すぐインストール」の横に「詳細」がありますので、それをクリックします。
詳細をクリックすると、「WordPress Importer」が表示されますので、「Install Now」をクリックします。
そうすると、インポート画面になります。
インポート画面でPCにエクスポートした「Xmlファイル」を指定してインポートします。
これで、WordPressのデータは入りました。
では、次に、データベースをLocalに入れましょう。
次はサーバーからデータベースをエクスポートします。
データベースをエクスポートする
今、使っているサーバーへログインします。
私の場合はミックスホストなので、ミックスホストで説明しますね。
サーバーが違っていても、やることは同じです。
レンタルサーバーにはデータベースと言う項目があって「phpMyAdmin」があります。
それを、クリックします。
クリックすると、次、左メニューに表示されている、サイトのデータベースをクリックします。
そして、上のメニューから、② エクスポートをクリックします。
次は③ 「可能なオプションをすべて表示」チェックします。
そして、このページの下にスクロール移動して、④ 実行ボタンを押します。
これで、PCにエクスポートされます。
Localにデータベースをインポートする
次はLocalにデータベースをインポートしましょう。
上メニューの「DATABASE」のタブをクリック、そして、「OPEN ADMINER」を押します。
そうすると、データベースの選択画面が表示されます。
そこで、データベースの左のプルダウンをクリックして空欄にします。
そして、「データベースを作成」をクリックしましょう。
次に、データベース作成画面が表示されますので、① データベース名を記入します。
そして、②プルダウンメニューから「utf8_general_ci」を選択します。
あとは、③ 保存を押します。
次はインポート画面になります。
「ファイル選択」を押して、サーバーからダウンロードした「sql」ファイルを指定して実行ボタンをクリックします。
これで、データベースはLocalに移行されました。
では、「OPEN SITE」をクリックしてみましょう。
そうすると・・・
上記のような画面が表示されると成功です。
これは、記事画面ですが、ページタイトルと画像が表示されていますよね。
もちろん、下へスクロールすると文字が表示されます。
あとは、WEBサイトと同じテーマをインストールして、プラグインも同じ設定にします。
もちろん、サイト設定やパーマリンクなどを同じにすれば、完璧なコピーサイトが出来上がります。
ただ、注意が必要なのは、昔のプラグインですが、今は無くなっていることがあります。
例えば、吹き出しのプラグインですね。
消えているプラグインは代替のもので作り直すしかないですね。
まとめ
今回はWordPressのサイトをローカル環境で構築する方法を紹介しました。
そこで、なぜ、ローカル環境が必要なのか?
ということですが、私はアフィリエイトサイトを作っていました。
そのサイトは、以前は稼いでくれていましたが、Googleの検索エンジンのチューニングにより、今では、上位表示しないサイトが残っている状態です。
そこで、せっかく作った記事や画像を放置していても、ドメイン代を払い続けることになります。
なので、一旦、ドメインを捨てて、記事や画像などを含めたWordPressそのものをローカル環境にストック出来れば・・と思っていたところ、Localを見つけて試してみたということです。
それから、本来、Localはインポート機能が付いていますが、なぜか、エラーが出て進めなくなったのです。
よって、Localのインポート機能を使わない方法を思いついたのです。
それが、今回紹介した、WordPressのエクスポートとインポート機能です。
この機能を使ってみると、簡単にローカル環境でWordPressが出来たのでシェアさせて頂いたということです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ下記ツイッターからシェアして頂ければとっても嬉しいです。