4月の中旬ごろ、クロマチックハーモニカを買った記事を書きました。
そして、練習していますが、ただ、スケール練習や有名なコード進行であるツーファイブ(II-V)のフレージングを考えていたら、鍵盤の必要性を感じ始めたのです。
そこで、ヤマハのDX-7というシンセサイザーをもっていることを思い出しました。
「そうそう、確か階段下の物置にあるはず・・・」
そして、物置の奥に眠っていたDX-7を引っ張り出してきたのです。
でも、「このシンセ鳴るかな?」
「鳴らなければ持っていても仕方ない・・・」
なんせ、随分昔に買ったシンセで、30年は経っている・・・
そこで、ちょっと、検索でヤマハのDX-7をググってみると・・
1983年5月に発売、価格は248,000 円で販売されていたということですね。
当時は結構高い楽器なので、友人と折半して買った記憶があって・・・
その友人は新しいDX-7Sを買うということで、折半分の費用を友人に払い戻したことを覚えています。
でも、「30年も前のシンセか・・」
音が出れば儲けもんとしか言えませんね。
ということで、今回は昔、手に入れたヤマハのDX-7の復帰というテーマで進めて行きますね。
DX-7の内蔵音源は消えていた
早速、DX-7の電源を入れました。
すると・・・・
「あじゃ〜〜」
「やっぱり・・・」
「内蔵音源が表示されない・・」
「文字化け状態!」
ということは、音は出ないということです。
やっぱり、30年も経っている楽器が使えるはずがない・・
・・・でも、他のボタンを押すと機能は表示されるので、壊れてはいないということですね。
音源だけが無くなっているということ・・・
これって、DX-7のボタン電池に記憶しているので、電池が無いということですね。
でも、2.8Vなので電池はある・・・
そう言えば、何年か前に電池交換だけは行なった記憶があります。
そこで、まあ、とりあえずネット検索して復帰につながるノウハウを調べてみることにしたのです。
すると、「ヤマハDX-7」や「ヤマハDX-7 分解」「ヤマハDX-7 修理」で検索すると、驚くほどヒットしましたね。
ということは、今でも人気のシンセみたいですね。
それは、ヤマハDX-7を修理する楽器店とか、自分で修理したブログ、そして、You Tubeにも多くアップされています。
さらに、メルカリやヤフーオークションにも本体はもちろん、ROMカートリッジなどのパーツも出品されています。
そして、見つけましたね・・・
まず、故障箇所を知らせてくれる隠しコードというか・・・TEST MODEがあることです。
TEST MODEで故障箇所をチェックする
TEST MODEに入るとDX-7が故障している箇所を示してくれるという、ありがたい機能です。
下記のブログが教えてくれました。
https://ameblo.jp/nyagogoe/entry-12391504021.html
早速、TEST MODEで調べることにしました。
それは、電源をオンにして、FUNCTION +16 +32を押します。
そうすると、TEST MODE ENTRY ARE YOU SURE?
と表示されるので、YESボタンを順に押して行きます。
そして、エラー箇所が分かったのです。
それは、「TEST7 CRT W WRITE ERROR!」
と表示されたのですが、これって、「RAMカートリッジ書き込みテストをした結果、メモリ保護をオフにしたRAMカートリッジが必要です。」
ということのようなので、内蔵音源は消えて存在しないということだと思います。
これは、ROMカートリッジがあれば復帰出来るということですね。
いやいや、何か復帰の兆しが見えてきましたね。
そして、次は音源復帰の手順を検索したら下記のブログ記事を見つけたのです。
DX-7の音源復帰の手順・・・
https://kyouichisato.blogspot.com/2013/04/yamaha-dx7.html
上記のサイトに書かれていることですが、やっぱり、ROMカートリッジがあれば、簡単に本体のインターバルボイスに書き込むことが出来るということです。
DX-7のROMカートリッジが見当たらない
まず、ROMカートリッジ・・ですね。
どこに、しまったのか?
まったく覚えていません。
私の部屋にあることは間違い無いのですが・・・
そして、結果的に見つかったのですが、見つけるのに半日かかりました。
見つかって良かったのですが、もし見つからなければメルカリで売られていますね。
その価格はなんと・・6300円
もちろん、もう販売済です。
こんなに、高く売れるということ、今でもDX-7の音に惚れている人がいらっしゃるということですね。
ちなみに、DX-7の本体は80000円〜160000円でSOLD OUTでした。
ということは、私のDX-7・・・売れるかも?
ということで、DX-7は復帰することになりました。
おまけ
DX-7のテストモードの各項目の解説は下記を見ると理解出来ます
但し、言語は英語なので、翻訳機能に切り替えてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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