これのこと何と言うのか、知っている?
と聞かれると・・・
そんなの、知らないよ・・
そもそも、そんなこと知らなくてもいいんじゃない?
と思いますが・・・
知らないより、知っていた方が何かとハナタカになれるのでは?
ということで、今日は、「ものは知っているけれど、正式な名前は知らない」ものを紹介しますね。
ドラキュラマット
ドラキュラマットって何のことか知っていますか?
ドラキュラは血を吸う・・・マット?
そうです。
ドラキュラマットとは、お肉や刺身などパック詰にする時、パックの下に敷かれている白いスポンジのようなシートのことです。
もちろん、このドラキュラマットはメリットがあります。
それは、食品の内部から流出する液汁(血など)のことをドリップといいますが、そのドリップをドラキャラマットが吸収して、マットの表面からドリップを見せない・・・つまり、見栄えの良い商品に見せるのですね。
その他、ドラキュラマットは、抗菌効果があるので、カビの発生を抑えたり、何かとメリットがあるようです。
バッグ・クロージャー
食パンの袋についている白や水色の留め具の名前をバック・クロージャーと言います。
これは、アメリカの包装機械の会社が考案したものだそうです。
アメリカではりんごや野菜の袋に使われていますが、なぜか、日本では、食パンに使われていますね。
バック・クロージャー・・・直訳すると袋の閉鎖ということですね。
こんなものにも立派な名前がついています。
コボレーン
大型ダンプの側面に枠付きのシートがついていますが、これの名前はコボレーンと言うそうです。
コボレーン・・・なるほどね、「土砂がこぼれん」、つまりコボレーンですね。
ということですが、このコボレーンは自動で開いたり閉じたりします。
下記のYouTubeを見ていただければ、一目瞭然です。
土砂を降ろすときは、コボレーンはオープン状態になり、降ろした後は自動で閉じます。
これって、ちょっと凄い気がしたりして・・
鰐口(わにぐち)
お寺参りをする時に、ふと、この金のようなものは何というのかな?
と気になったりしませんか。
お寺の和尚さんは、この金を新調する際に何と言って発注するのか?
そこで、調べてみると、この金のようなものは鰐口(わにぐち)と言うそうです。
そこで、なぜ、鰐口という言うのか?
由来を調べてみるとマカラ(インドの神話に登場する怪魚)を形作ったと書いてあったのですが、沼地に生息するワニと関係があるということのようです。
そして、神社には鰐口ではなく鈴が2つ吊ってあって、参拝者はその鈴を鳴らします。
お寺と神社、鰐口と鈴・・・
いずれにしても、参拝する人は音の出る鈴や鰐口を鳴らす・・・つまり、インターホンのような役目をしているのかな?
と思っていますが、鳴らすことで、魔障を退治するという意味が含まれているそうです。
白ベン(シロベン)
飲料水の自動販売機ですが、マーク機と白ベン、この2つがあるということ知ってました?
このように、区別しているそうです。
そして、もう一つ分からないのは、100円販売の自販機がありますよね。
また、120円の自販機もあります。
これって、どうなの?
と思いませんか。
同じメーカーの缶コーヒーが120円の自販機があったり、100円だったり・・・
この違いはなんだろう?
と思っていたのですが、どうやら、シロベンとマーク機の違いで販売価格が違うように思います。
まず、マーク機ですが、飲料メーカーだけの飲み物しか入っていません。
つまり、コカコーラだったら、コカコーラブランドの自販機です。
そして、自販機のカラーは赤色ですね。
アサヒ飲料の自販機は青色・・・
これらの自販機はマーク機と呼ばれているそうです。
このマーク機とは、コーポレートマーク・・つまり、メーカーが販売している自販機なのです。
一方、シロベンとは、複数の飲料メーカーの飲料を販売している自動販売機のことです。
コカコーラボトラーズやアサヒ飲料、ポッカサッポロフードなど、ごちゃまぜで売られている自販機ですね。
シロベンの意味は?
まず、シロベンですが、白色の自販機(ベンディングマシン:vending machine)のことです。
それで、なぜ、シロベンというのか?
そこで、白タクはご存知でしょうか?
白タクとは、温泉地など辺鄙な地域にはタクシー会社が存在しないので、自家用車でタクシー業務をやっている・・・つまり、白ナンバー(営業許可なし)で営業行為をしていることを言います。
これって、違反ですが、昔は許されていたかも知れません。
私はシロベンは、ここから来たのかな?
と思っています。
また、コカコーラの赤やアサヒ飲料の青ではなく、白い自販機(ベンディングマシン)ということも考えられますね。
通常、マーク機は、飲料メーカーが自動販売機の置き場所を地主と交渉して借りて、飲料を売るということですが、シロベンは、直接に地主が自販機を購入して、飲料水を仕入れて販売するということのようです。
当然、地主は売れやすい飲料を仕入れるので、メーカーがバラバラになり、しかも、安く販売出来るということですね。
ということですが、今の時代は、メーカーの子会社が安く販売(100円)していることもあるそうです。
それでいて、100円でも十分利益はとれますからね。
今回は「雑学 これ何というか、知っている?」というテーマで紹介しました
最後まで読んでいただきありがとうございました。