今回は、前回紹介した、アクセス解析研究所というツールを使って訪問者の動きを理解するというテーマで進めて行きます。
そこで、「アクセス解析研究所ってなんなの?」
「そんなの知らないよ」という方は前回の記事↓をご覧くださいね。
では、まず、あなたが書いているブログですが、訪問者の動き(アクセス内容)を知る必要があります。
というのは、今後、記事を増やして行くには、ブログの現状を把握しなければ方向性を見失うことがあるからです。
つまり、いくら記事を書いてもまったく訪問者は増えない・・・
これが、長く続くと心が折れますよね。
そして、「私は、ブロガーには向いていないのかな?」
とネガティブ意識になり・・・
・・・その結果・・挫折への道筋が見えてきたりして・・・
そこで、モチベーションを上げるためにもアクセス解析は大きな役目を果たしてくれるのです。
その一つは、あなたのある記事は滞在時間が長い、そして、くまなく他の記事も見ていただいている・・・
このような、訪問者が存在していることが分かればどうでしょう?
元気出ますよね。
ということで、今回は、アクセス解析研究所を使って自分のブログを分析して、訪問者の動きを見てゆきましょう。
アクセス解析研究所でアクセス状態を調べる
まず、アクセス解析研究所の左メニューのトップの「アクセス数」を開きます。
そうすると、グラフとその下に時間経過の数字が表示されています。
上記の矢印を見ていただくと、おおよそ見当がつくと思います。
平均ページビュー数と平均セッション数は過去8週間のデータで割り出した平均値です。
これは、平均値に対してダウンしていたら、Googleのチューニングが原因か?
それとも、記事内容の魅力が低いのか?
いろいろ考えられます。
また、棒グラフは1日の時系列なので、どの時間帯にアクセスが多いのか?
解りますよね。
上記のグラフでは、19時から増え出し21時がもっともアクセスが多いということです。
このブログは夜にアクセスが増える傾向があるということです。
次は時間ごとのビジット、セッション、ページビュー、そして、クリックを見てゆきましょう。
ビジット、セッション、ページビュー、クリックってなに?
アクセス解析は、1)ビジット、2)セッション、3)ページビュー、4)クリック
この4つのデータを見てアクセス状況を把握します。
まず、説明しますね。
ビジットとセッション
ビジット:あなたのブログにアクセス(訪問)した人の数
セッション:あなたのブログにアクセス(訪問)した回数
この、ビジットとセッションですが、
ビジット=訪問した人の数
であり・・
セッション=訪問した回数
です。
そこで、同じ人が何度も訪問した場合ですね。
例えば、あなたの記事Aに訪問して、2分後に離脱します。
そして、また、あなたの記事Aに再訪問した場合、最初の訪問時間から30分以内であれば、セッションはカウントされません(セッション1になる)
ところが、30分経ってから再訪問した場合はカウントは追加(セッション2になる)されます。
ページビュー数
ページビューは、あなたのブログでA記事を見たあとB記事に移動すると、ページビューは2になります。
このページビューが多いことは、いろんな記事を見てくれている・・・つまり、訪問者はこの記事は価値があると判断していると思ってもいいでしょう。
ところが、逆にページビューが少ないと、記事の内容をブラッシュアップ(作り変える)したり、関連した別記事へのリンクを貼るなど工夫する必要があります。
記事内容のブラッシュアップは記事を磨き上げるというイメージです。
それには、まず・・
1)タイトルと記事本文が合致しているか?
2)文章の主語が抜けていないか?
3)読者が気になる重要な部分を抜き出して、掘り下げた説明をしているか?
4)視覚的に理解しやすい画像やグラフ、そして、表を入れているか?
このようなことが注意すべき点です。
クリック数
クリック数は、あなたの記事内にアドセンスやアフィリリンクなど外部リンクをクリックした数です。
では、もう少し具体的に説明しますね。
4つのデータから訪問者の動きを見る
上記画像は私のブログの3月8日のデータです。
3月8日の横の数字は1日の合計です。
そして、その下の、00.00は午前0時のデータになります。
これを見ると、15人訪問していただいて、23の記事が閲覧されたということです。
つまり、訪れた記事以外に8つの記事を見て頂いたということです。
そして、4つの外部リンクをクリックされました。
そこで、あなたのブログの目的は外部リンクの数を増やすのであれば・・・
1)より目立つところに外部リンクを貼る。
2)記事のつながりで誘導する。
これは、例えば、ある商品のメリットを説明して「下記の公式サイトから販売していますよ」
と誘導すれば良いということです。
では、さらに見てゆきましょう。
次は、00:00をクリックします。
そうすると、訪問者のアクセス数、滞在時間、訪問時間から離脱時間、初訪問のデータが表示されます。
上記の訪問者は・・・
1)アクセス数:5
2)端末:「auネット」
3)端末機種「iPhone6〜8」
4)滞在時間:18分40秒
5)訪問時間:0時42分から1時1分
6)訪問者:初訪問
ということが解ります。
次にiphone6/の機種端末の部分を「さらに、クリック」します。
そうすると、ビジタープロファイルが表示されます。
これは、何時何分に、どの記事に訪れて、どこへ移動したのか?、訪問した経路が分かります。
上記では、0時42分51秒に訪問して、滞在は1分31秒、次の記事に移動して、2分32秒閲覧したということです。
ここでは、滞在時間が長い記事はしっかりと読まれていると判断出来ますね。
また、別の訪問者の閲覧経路を見比べて人気のある記事をピックアップすることで、どういう記事が好まれているのか?
が分かります。
つまり、滞在時間が長い記事は訪問者が興味をもっていると解釈出来るので、さらに掘り下げることを検討してもいいですね。
まとめ
今回は、アクセス解析の基本である、アクセス数から訪問者の動きを紹介しました。
さらに、アクセス解析研究所は、リンク元や検索フレーズなど、有益なデータを見ることが出来ます。
このように、アクセス解析データの見方を理解すれば、次に、リンク元のデータを分析するなどして、訪問者を増やすヒントを見つけ出すことが出来ます。
ということですが、また、機会があれば、アクセス解析で「こんな事解るよ」という情報を紹介してゆきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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