私たちは幸せになるために生活を送っていますよね。
もちろん、人、それぞれの考え方があるので、幸せ目的で生きているとはいえない方もいらっしゃると思います。
でも、生きている限りは不幸せよりも幸せになることを望んでいると思うのです。
そこで、あなたは、幸せってどんな時に感じますか?
快楽=幸せ
これでしょうか?
確かに快楽は幸せですね。
でも、快楽と同じようなものといえば、充足感というものがあります。
快楽と充足感・・・
今回は、私たちに幸せをもたらす、快楽と充足感について紹介したいと思います。
快楽と充足感
まず、快楽と充足感について述べて行きますね。
冒頭で述べたように、私たちは、快楽は幸せを感じます。
そこで、快楽って何なの?
快楽は、感覚(五感)から感情を引き寄せる喜びのことを言います。
喜び、スリル、絶頂感、笑い、心地良さ、オルガズムなどです。
例えば、温泉に出かけてゆっくりと露天風呂に入って心地よい気持ちになってリラックスする・・ これって幸せだと感じますよね。
また、素晴らし景色を見る・・・
これも、幸福を感じます。
でも、快楽は慣れてしまうのですね。
快楽は慣れる
あなたも経験していると思います。
あの味、幸せを感じた・・
ということで、焼肉を食べる例で紹介しますね。
「焼肉が食いたい!」
その願望を叶えて、焼肉屋へ直行・・・
そして、焼肉を一口食べる・・・
これって、凄く美味しくて幸せだなと感じますよね。
でも、二口目、三口目と食べるに従って一口目と比べれば味に慣れてしまうのですね。
つまり、味による快楽感は少なくなってくるんです。
そして、満腹になって帰宅・・・
翌朝、「昨日の焼肉は美味しかったな・・・」
と思い出したりします。
でも、その後、焼肉の美味しいという快楽は消えて行きます。
音楽を聴くこともそうですね。
最初に聴いた時は、凄く快感があります。
でも、2度、3度と繰り返して聴くと、最初に聴いた感動は薄れてしまいます。
そして、もうこの曲、飽きた・・
というようになるんですね。
ということは、快楽は一時的な幸せを感じさせてくれるものなのです。
そこで、充足感というものがありますが、これは、快楽とは違った幸せを感じさせてくれるんです。
充足感は努力や学習によって得られるもの
充足感は努力や学習によって得られた幸福感です。
仕事が好き、楽器を演奏するのが好き、テニスで良い成績を残すのが好き、そして、ロッククライニングなど、練習や学習など努力をして幸せを得るものが充足感です。
充足感は快楽のように、突然現れるものではなく、集中して取り組まなければ得ることは出来ません。
つまり、時間が経つのも忘れてしまうほど、没頭することによって得ることが出来るのものです。
そこで、よく、「ゾーンに入る」と言われますが、これも充足感が高まった状態のことです。
ゾーンとは集中力が最大限に高まり、そのこと以外の雑音や目に入るものなど意識しないレベルまで達します。
つまり、没頭力が高まって維持した状態になるので、奇跡が起こったような結果を出すことが出来るのです。
充足感を得られる生活をすることが大切
私たちは、快楽を追い求めて生きていくこともあります。
でも、快楽は次第に消えてゆくものです。
快楽を得たからと言って人生が変わることなど、ありえないのです。
つまり、快楽は感覚で得られるものだけなのです。
そういえば、スター・トレックというテレビ番組を思い出しましたね。
スター・トレックは、宇宙を旅するエンタープライズ号という宇宙船ですが、フォログラムデッキという疑似体験が出来る部屋があるんですね。
そこには、昔の地球に戻りたいとか、恋愛したい・・など、プログラムをインプットすると、すぐに、フォログラムデッキの扉が開いて、その世界に入れます。
そして、昔の楽しい時間を過ごしたりして、過剰なストレスを軽減出来るという夢のような部屋ですが、これって、快楽そのものを演出しているように思います。
もちろん、快楽は私たちに必要ですが、その場で消えて行きます。
そこで、その楽しい思いを、写真や動画で残しておいて、ネガティブになったときにそれを見て元気を取り戻すということもいいかも知れません。
でも、過去の楽しい出来事を思い出すという程度です。
それだったら、充足感を得られる生活をすることの方が大切だと思います。
こうなりたいという願いを実現する・・・それにはどういう生活をすれば、実現出来るのか?
ここを深く考えて生活をエンジョイしてゆくということです。
お金がたくさんあっても幸せを感じない
生まれつきネガティブな人は、お金がたくさんあっても幸せを感じないのです。
あんなに、財産があるのに、家族も幸せそうなのに・・・
幸せになれない人・・・いますよね。
このような人こそ、充足感を得て欲しいと思います。
おそらく、生まれつきネガティブな人は、ものごとに没頭したことが少ない・・・苦労して勝ち取った喜びを知らない人だと思います。
なので、一つ、やりがいのあることを見つけて没頭することをおすすめします。
そして、充足感を得ることが出来たら、「生きるということはこういうことなんだ」と分かるときが来ると思います。
まとめ
今回は幸せを呼ぶ、快楽と充足感を紹介しました。
もちろん、快楽も必要ですが、求めるには充足感です。
幸せひとつとっても、今、幸せだと感じる一過性の快楽、それに対して、努力して得た幸せ・・・
しかも、今後ずっと続く幸せとは随分違いがあります。
充足感は、その人の持ち味を努力して勝ち得た幸せです。
そして、没頭することが充実した人生をおくることができるということですが、それには行動が必要だということです。
行動が自分の人生を変えてゆく、これは言うまでもないことです。
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