以前の記事、「無意識を意識化すると何が起こる?」で紹介しきれなかったことを今回のテーマにしました。
それは、私たちは「なぜ、病気になるのか? 」です。
つまり、病気になる原因は何なの?
ということですが一般的に・・・
1)遺伝、2)ストレス、3)老化
この3つが原因だと言われていますよね。
確かにそうだと思います。
でも、この3つを作り出す原因を理解しなければ、今後、病気を防ぐことはできないのです。
そこで、まず、1)遺伝は病をもたらす可能性はあると思いますが、今では、ほんのわずかな可能性に過ぎないことが分かってきました。
むしろ、家族や親戚など、全て遺伝で亡くなっているとすると、遺伝なので自分も危ないという精神的なダメージが病気を引き寄せているように思います。
ということは、遺伝なんかを信じないことが、病気を避ける手段だということです。
あと、2)ストレス、3)老化ですね。
この2つは、どこから来るのでしょう?
ということで、今回は、「なぜ、病気になるのか?」ここを攻めて行きたいと思います。
そこで、今回の記事を書くにあたっていろいろ調査しましたが、あくまで、私が確信している内容を紹介します。
病は気から
最初に、今回のテーマの結論を言います。
病気になる原因をコントロールするには気持ちの持ち方次第だということです。
これは、よく言われている「病は気から」なんですね。
その意味は「病気は気持ちしだいで、良くもなり、悪くもなる」ということです。
つまり、「心と体が繋がっている」ので心(気持ち)を変えることで病気を防ぐことが出来るということです。
これは、多くの人は薄々と理解していると思います。
と言っても、病気になると、病院へ出向いて検査を受けたりしますが、病院の治療で自分の病気が治る・・・
これしか病気を防ぐことは無いのでしょうか?
ということは、病気になった理由など分からないまま治療で治れば良しとすることが正解なのでしょうか?
もちろん、病院を否定しません。
私も、病院へ行くことはありますが、病気になるのは身体からの何らかのサインだと思うのです。
そのサインとは?
どういう経路で身体に影響を与えるのか?
ここを紹介しますね。
心と身体のつながりの経路
私たちは心と身体がつながっていることは先程述べました。
- 気持ちがネガティブなので、よく失敗する・・・
- 何をしても、うまくゆかない・・・
- 俺は駄目な人間・・・
こんなことを常に思っていると、ストレスが溜まって、病気になったり、事故にあったりします。
そこで、病気になるということは、物理的な身体の機能の低下というよりも、それをもたらすものがあるからです。
つまり、病気を引き起こす生命エネルギーを低下させる作用があるからです。
その生命エネルギーは常日頃思っている感情が生命エネルギーに作用するからです。
また、感情は今まで生きてきた物事の判断基準・・つまり、認識してきたことですね。
さらに、今までの体験した記憶が加わって認識するということです。
このような経路があって、最終的に身体への影響・・・つまり、病気という形となって現れるのです。
整理すると
記憶 → 認識 → 感情 → 生命エネルギー 、そして、身体へとつながっているのですね。
では、もっと分かりやすく説明しますね。
記憶がベースとなり、認識が感情を作り、生命エネルギーの作用で身体を操作する
繰り返しますが、① 記憶 → ② 認識 → ③ 感情 → ④ 生命エネルギー → ⑤ 身体
これは、私たちの身体に影響を与える手順です。
では、最終目的の身体から説明します。
身体
身体は肉体ですね。
この身体にはいろんな機能がぎっしりと詰まっています。
眠っていても、活動していても常に身体の機能が働いて守っているんです。
例えば、ちょっとした切り傷をしても自然に治ります。
また、ウイルスや細菌などの外敵から守る免疫機能もしっかりと働いてくれます。
その免疫機能のおかげで風邪をひいても安静にしておけば治りますね。
そこで、私たちの身体の機能を守っているのは何だと思いますか?
それは、生命エネルギーです。
生命エネルギー
生命エネルギーのことを、東洋医学では「気」、西洋医学では「自律神経」と呼ばれています。
つまり、無意識なのに、心臓の鼓動が適正に血液を流して正常化させている。
また、疲れたら、自然に眠くなり、身体をリセットさせる機能ですね。
そこで、唯一、自分でコントロール出来るのが呼吸ですね。
ヨガの世界では、呼吸は凄く大切だと言われています。
その証拠に、生命エネルギーが低下すると、呼吸が乱れて疲れが現れます。
つまり、病気に発展する可能性を示すということです。
その反面、生命エネルギーが高いと呼吸が安定するので元気になります。
もちろん、思考も高まります。
さらに、第六感が鋭くなったり、勘が働いて急場をしのいだり・・・
ところが、エネルギーが低くなると、何をやってもうまくゆかなくなり、不安や人を疑ったりして、ネガティブになります。
一方、エネルギーが高いと、体調が安定するので、思考が高まり、やる気が出るので、ポジティブ思考になります。
その結果、人に対しての感謝をする心を持ったり、愛情の気持ちが高まります。
感情
感情は喜怒哀楽ですね。
自分が思っていることや考えですが、この感情は、生命エネルギーに直結しているので、感情の持ち方によって左右させます。
つまり、感情によって、自律神経に影響を与えるということです。
認識
認識はその人の受け止め方・・・解釈の仕方です。
まず、毎日の生活で、いろんな出来事がありますが、その出来事の解釈の仕方によって、感情が作られます。
例えば「明日は月曜日、憂鬱だな、会社に行きたくないな・・・」
これは、よく言われることですが、土日にたっぷり遊んで楽しかったのに、「また、明日から仕事か!」という嫌な気分になることがありますが、人によっても認識に違いがあります。
ある人は、「土日はたっぷりと遊んだので、月曜は会社へ早く出勤してバリバリと働くぞ」
とポジティブに考える人もいらっしゃいます。
この違いですね。
この認識の違いが感情を作る・・・つまり、生命エネルギーに伝わって原動力になるということです。
記憶
記憶は今まで経験したことが蓄積されています。
この記憶は覚えていることはもちろん、忘れてしまっていることも含まれています。
忘れてしまっている記憶は潜在意識として残っているので、認識に強く影響を与えるということです。
例えば、幼少の時に、親からいじめを受けていたとすると、認識に埋め込まれているので、考え方に作用をするということです。
幼少のときなので、すっかり忘れていても、同じようなことが起これば必ず、認識の部分で言動や行動に現れるということです。
潜在意識については下記をご覧ください。
まとめ
今回は、なぜ、病気になるのか?をテーマにしました。
多くの人は病気についてどう考えているのでしょう?
私は、病気になるのは、生命エネルギーの低下によるものだと思ったのです。
では、生命エネルギーはどこから来ているのか?
これを突き止めてみると、心が関係していることが分かったのです。
ということは、「心って、何なの?」
心は、自分が生まれてからの環境や経験・・・つまり、生い立ちから蓄積された記憶だということです。
そして、その記憶は、今後に活かす学習能力として認識するということです。
その結果、生命エネルギーに大きな影響を与えていることが分かったのです。
そして、冒頭で述べた、病気は身体から送られるサインではないかということです。
身体から送られる病気というサインは、自分の考えや言葉、行動が自分に反しているということになります。
でないと、偶然、病気になるなんて、ありえないからです。
必ず、原因があって結果が存在します。
考えてみれば、自分に降り注ぐ出来事は自分の思考が引き起こす結果です。
つまり、出来事は自分が蒔いた種によるものです。
ということは、老化やストレスが病気の原因になる道筋を作っているのは、記憶と認識だと思うのです。
つまり、認識の部分を改めることで病気を防ぐ手段になるということだと私は考えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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