心がいらだっている・・
これを解消するには何をすれば解消するのでしょう?
それはメモ書きをすることです。
もちろん、ストレス解消のためにスポーツをしたり、モノをぶつけて破壊することもスッキリします。
例えば、要らないコップや茶碗を壁にぶつけて破壊する様子を見て、ストレスを解消する・・・
これもいいと思います。
でも、そのときはスカッとしますが、根本的に悩みは解決されないのです。
気休めに過ぎないですね。
そこで、メモ書きをします。
メモ書きをすることによって、今まで見えなかったものが見えてくるのです。
ということで、今回は「メモ書きの効果 考えを深めると悩みは消える」というテーマで進めてゆきますね。
メモ書きの効果とは
メモ書きをおすすめする理由はこのような悩みが生じたときです。
1)解決したいことがあるのに、何をすれば良いのか分からない。
2)いつまで経っても結論が出せない
3)集中してものごとを考えたい
3)行動に落とし込むやり方を見つけたい
こういう苛立ちはよくあると思います。
頭の中が、もやもやしていて、問題の核が見えない。
そこで、メモ書きをすれば、考える力を得ることができるのです。
そもそも、多くの人はどうすれば、深く考えることができるのか?
おそらく、このようなことを考えたことはあまり無いと思います。
そこで、深く考える・・・これって、ゴールはどこにあると思いますか?
ゴールは、まだ見えていないことを見いだすことです。
これが、メモ書きの効果なんですね。
つまり、メモ書きをすると、問題解決の達人・・・つまり、できる人になれるということです。
日本の教育は問題を解決することやコミュニケーションの高め方を教えない
私たち、日本の教育は考える教育や考えをまとめる勉強は、ほとんどなされていないように思います。
ただ、ひとつ、作文という教科のみ、これに当てはまっているようです。
そこで、アメリカなど、海外では、ディベート(提示した主題につき肯定側・否定側に分かれて討議する)による勉強がふつうに行われています。
ところが、日本の教育は先生からの一方的なインプットがほとんどで、生徒はそれを理解することが勉強になっています。
ということは、考えるプロセスや悩みでの解消法などを学ばないので苦手だということです。
特に人との繋がりで自分を活かしてゆくコミュニケーションや、仕事での悩みが起こると解決できないで悩むことが多々あると思います。
考えを深めて心を整理することをしなければ解決しないのです。
メモ書きは考えを深めて心を整理する
紙に書くことのメリットですが、考えを深めて心を整理する効果があります。
つまり、目的はどうしたらいいのか?を見出すことができるのです。
そこで、メモ書きをすることで得られるメリットは・・・
2)自分のしたいことを書く→ 具体的な方法に気づく
3)嫌なことを書く→ うまくゆかなかったことや悔いが残るポイントが分かり解決策を得ることが出来る
このように、紙に書くことによって、頭がスッキリして、どこに問題があったのか?が具体的に見えてくるのです。
例えば、なぜ、気分が悪いのか?だったら、最近の出来事でピンポイントで原因が分かり、自分の性格を再認識することができます。
その結果、ハッキリと分からない場合は、分からないことを心配しても良くならないことを痛感します。
つまり、大事なことと、大事でないことがはっきりと見えてくるということです。
その結果、気分の高まりが抑えられて気が楽になってゆきます。
さらに、書いてゆくことで気づくことがあります。
それは、自分を客観視できるようになるからです。
そして、書く作業によって感情を抑えられるので腹が立たなくなります。
つまり、状況判断を正確に保つことによって対策が見えてくるのです。
ということは、人格にも良い影響を与える・・・つまり、成長するということですね。
メモを書くことで成長する
メモを書くと、今、何が大切なのかが分かってくる
↓
解決策が分かれば実行出来るので成果が出る
↓
自信がついてくる
↓
自分が自然体になる(気負いの無い自然な態度、誰に対しても分け隔てなく接する、自信があって無理することがなく心に余裕がある)
↓
人とのコミュニケーションを取りやすくなる
↓
コミュニケーションが高まると人は協力者になってくれる
このように、メモ書きの効果は解決策を見つけて成果につなげられるということです。
ただし、ただ単にメモ書きをしていても成果は出ません。
メモ書きをすることによって、深く考えることです。
そして、答に沿って行動することです。
これが習慣になるとあなたの世界は変わります。
メモ書きの方法
メモの書き方ですが、これは、ゼロ秒思考(赤羽雄二 著)という本を参考にさせていただきました。
1)A4の用紙で横書きにして書く
2)上にタイトルを書く
3)そのタイトルの下にタイトルに関して頭に浮かぶことを書く
4)1タイトル1ページで、1ページに4~7行、各行20~30字、1ページを1分以内にして毎日10ページ書いてゆく
このような作業を続けて行きます。
この効果は、手書きで書くことによって、目で確認します。
そうすることで、脳が働きやすくなります。
つまり、今まで、ぼやけていたことが、はっきりと分かるようになるんですね。
それは、今に至るプロセスが見えてくるということです
具体的には、何が、重要なポイントなのか?また、避けなければならないことがはっきりと分かります。
また、事の重大性を知ることもあります。
そこで、よくある例をお見せします。
1) 〇〇課長は私を怒鳴る
2) 怒鳴られて、何を感じたのか
3) 〇〇課長は誰に怒鳴って、誰を怒鳴らないのか?
4) 〇〇課長の良い点と悪い点は?
5) △△さんには優しい、その理由は?
6)私と△△さんの違いは
7)△△さんが好かれる理由は?
8)自分が改善するには何をすれば良いのか?
文字数は少ないですが、このように、メモを書いてゆくことによって、問題点がはっきりと浮き彫りにして、その解決方法を次のメモ用紙に書いてゆきます。
そうすることによって、解決の糸口を見つけることが出来るのです。
まとめ
今回はメモ書きの効果について紹介しました。
- 失恋したとき・・・
- 大学受験や就職に失敗したとき・・
- 離婚したとき・・・
- 家族を亡くしたとき・・・
- 自分が重病になった・・・
- 仕事関係のトラブル・・・
このように、私たちは、悲しい、辛いの連続です。
でも、ネガティブに生きていっても良くはならないのです。
そこで、この悲惨な出来事を解決するには頭の整理をして心に落とし込むことが必要になってきます。
そこで、手書きで今の自分を書いてゆきます。
そうすることで、ひとつひとつ、雪解けのように心が晴れてゆくのです。
人間はそのように出来ているのです。
多くの人は、心や気持ちで解決しようとしますが、決して解決するものではありません。
いつまでも、長引くことになります。
今、悩んでいるのであれば、メモ書きをしてはいかがでしょう。
紙に書くことで、思いもつかないストレスが消えてゆくことを体験することが出来ます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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