星みるみち

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新型コロナ対策は「鼻うがい」がもっとも有効!

鼻うがい

追記:2021.3.17

新型コロナウイルスの感染予防ですが、あなたはどういう対策をされていますか?

「手を洗う」、「うがい」、そして、「マスク」・・・

 

これらの対策は皆さん行われていて感染予防には有効ですね。

でも、もっと有効な方法があります。

 

それは、「鼻うがい」です。

「鼻うがい・・・?」

そう、鼻を洗浄する鼻うがいです。

 

では、なぜ?

と言うことですが、今回は、鼻うがいがウイルスに絶大な効果をもたらす根拠をお話しましょう。

 

今回の記事の出所は下記です。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7193539/

鼻の粘膜がウイルスの感染ルート

鼻咽腔粘膜の位置

私たちに害を与える、ウイルスによる感染ルートってどこだと思いますか?

それは、鼻です。

 

もちろん、口などから侵入することもありますが、ウイルスは粘膜に付着して感染します。

 

ということは、私たちは常に鼻呼吸している鼻の粘膜がもっともウイルスにとって入りやすいということです。

 

つまり、ウイルスや細菌は鼻の粘膜を通じて体内に入り感染するということですね。

その鼻の粘膜・・・つまり、鼻咽腔粘膜と言いますが、新型コロナウイルスは鼻咽腔の細胞に付着して細胞内のエースツー(ACE2)という受容体に取り込まれます。

 

これが、感染したということです。

エースツー(ACE2)受容体については、↓前回のブログをご覧くださいね。

www.hoshimiru.com

と言うことなので、侵入口である鼻を洗浄・・・つまり、ウイルスを洗い流せば感染を防ぐ対策になるということです。

 

新型コロナウイルスは鼻咽腔粘膜に付着して留まっていることも・・・

鼻咽腔粘膜にウイルスが付着して留まっている

 

ウイルスは主に鼻から侵入すると述べましたが、すぐに細胞内(エースツー受容体)に入り込んで感染するとは言えないそうです。

 

もちろん、すぐに入り込むこともありますが、鼻咽腔粘膜に留まっていることもあるんですね。

 

そして、ウイルス感染になるには1個や2個のウイルスでは無く何千・・何万という数が必要です。

 

これは、前回の記事に書きましたが、ウイルスに感染するには(PCRの適切なCT値は32)10000個以上のウイルスが必要(陽性基準)だということです。

 

ということは、鼻の内部や粘膜の表面に付着したままのウイルスは、まだ、感染していない状態です。

 

さらに、細胞内に取り込まれ発症するまでの潜伏期間が5日〜7日ぐらいあります。

ここで、異物が体内に侵入したことを感知して免疫が働くということです。

 

ということですが、ウイルスが細胞内に入らず、鼻の内部に付着した状態だと鼻うがいで洗い流せますね。

そして、喉うがいもそうですね。

 

喉に付着しているウイルスをうがいをすることによって、排除することができます。

ただし、鼻うがいを含めて、うがいをすることで、すべてのウイルスを除去することはできません。

 

でも、身体に侵入するウイルスの数を減らすことは可能なのです。

では、鼻うがいについて紹介しますね。

鼻うがいをする

 

鼻うがい

鼻うがいでウイルスを洗い流す

鼻うがいは簡単です。

お水やぬるま湯を鼻の穴に注ぎ込みます。

 

そして、鼻通しをします。

鼻通しとは、右の鼻の穴から水を注いで左の鼻から出す。

左の鼻の穴から水を注いで右の鼻から出すことです。

 

これを毎日習慣化すれば良いということです。

鼻通しは、何日か習慣にしていると、抵抗なくできるようになります。

 

でも、どうしても、鼻通しをすることができない場合は無理をしないで、鼻の穴の入り口に水を注ぐだけでも、ウイルスを流すことができるので幾分か効果はあります。

そこで、鼻に注ぐお水ですが、最適な鼻うがい用水を作っておくと便利です。

鼻うがい水の作り方

鼻うがいの方法
 

水:1リットル

食塩:9g

重曹:0.5g〜4.5g

 

上記の分量を混ぜ合わせて鼻うがい用のお水を作っておきます。

重曹を入れる理由は刺激を抑える緩衝作用があるからです。

 

また、鼻詰まりを改善したり、アレルギーを改善するというする作用もあります。

これは、科学的に明らかになっています。

 

そして、鼻うがいは1日2回洗浄することがベストです。

さらに、お水を温っためて、ぬるま湯にしておけば、鼻がツンとするということを防ぐことが出来ます。

 

1回の洗浄につきお水100〜200ccです。

 

そこで、鼻うがいをする容器ですが、スポイトのようなものが代用できますが、市販の鼻うがい専用の容器を買うことをお勧めします。

 

鼻うがいのコツは前かがみで鼻にお水を注ぎ、やや状態を起こすようにします。

ただし、大きく上を向いて鼻うがいをすると、口に流れ込んだり耳にお水が入ったりします。

 

耳に入ると中耳炎になる恐れがあるので、前かがみの状態で鼻うがいをしますが、鼻の穴にマッチしない容器はうまくゆきません。

 

なので、専用の容器を購入することですね。

お値段は数百円で買えます。

下記は鼻うがい水(300ml)と容器がセットになって775円で売られています。


ハナノアシャワー 痛くない鼻うがい 使い方簡単タイプ (鼻洗浄器具+専用洗浄液300ml)

上記の300mlの容器セットでは約1週間ぐらい使用出来ます。

この300mlを使い切った段階でうまく鼻うがい(右から入れて左から出す)をするコツを知ることが出来ました。

 

重曹を買いました

市販されている食用重曹

そこで、食塩はご家庭にあると思いますので、重曹だけ買って調合して使えばお安く鼻うがい水を作ることが出来ます。

重曹は掃除用と食用がありますので、食用の重曹を使ってくださいね


【第3類医薬品】日本薬局方 炭酸水素ナトリウム 500g

まとめ

今回は、新型コロナの感染予防の対策として鼻うがいを紹介しました。

テレビを見ていると、野党の最高責任者が「ゼロコロナ」と力説していましたが、これはウイルスの知識が無い人なんですね。

 

ウイルスがゼロになると、私たちは生きていけないのです。

つまり、ウイルスは共存するもの・・・「ウイズコロナ」が正解です。

 

なので、ウイルスを身体に入れないということが最良の方法か?

これは、よくわかりません。

 

それよりも、免疫力を高めることの方がもっとも重要だと思います。

でも、鼻うがいはウイルス対策だけではなく、花粉症対策にも効果があります。

 

また、プロのシンガーやアナウンサーなど声を仕事にしている人の多くは鼻うがいをしています。

なので、あなたも鼻うがいをしてはいかがでしょう。

 

免疫力に関する記事は下記をご覧ください。

免疫力を強化する - 星みるみち

「笑う門には福来る」とアズイフの法則 - 星みるみち

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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