テレビのスイッチを入れると、コロナウイルスの感染者数の報道・・・相変わらず恐怖を煽っていますね。
そこで、今、話題になりつつあるのが、「ワクチン」っというもの・・・
コロナに対抗するワクチンができれば、経済はもちろん、以前のような活気のある日常生活に戻れますよね。
でも、本当に特効薬的なワクチンができるのか?
これも、期待半分、不安半分ですが、私たちはワクチンの開発を待つしかないですね。
ところで、ワクチンっていったい何なの?
どこから来たの?
ここが気になったので、今回の記事にさせていただきました。
ラテン語のVacca(雌牛)からワクチンという名前になった
ワクチンを調べて行くと、おもしろいことが分かりました。
まず、Wikipediaでワクチンを検索すると・・・
ワクチンという名称は、ラテン語のVacca(雌牛)に由来する。世界初のワクチンである天然痘ワクチンが雌牛から取られたため、この名がつけられた。
このように書かれていました。
ということは、「Vacca(雌牛)」が「vaccine(ワクチン)」になったということですね。
そして、「雌牛 天然痘」で調べてみると、1798年、エドワードジェンナー(イギリス人)という医師が浮かび上がりました。
そのジェンナーは、人体実験をして天然痘のワクチンの報告書を提出したことからワクチンが誕生したということです。
では、ジェンナーという医師は何を根拠にワクチンを発見したのか?
ここがおもしろいですね。
それは、「乳搾りの女性から生まれた子供は天然痘にならない」という噂が広まっていたからです。
乳搾りの女性から生まれた子供は天然痘にならない
ジェンナーが注目したのは、当時、牛の乳搾りの女性と結婚して生まれた子供は天然痘にかからないという噂が広まっていたことです。
そこで、ジェンナーはこの噂を聞いて調査を開始したのです。
まず、考えられることは、乳搾りの女性は、常に雌牛と接触していたので、雌牛が持っているウイルスに感染していたのですね。
そして、牛のウイルスは牛痘というそうですが、天然痘と良く似たウイルスで、人に感染しても症状は軽いようで、手や腕に水痘ができる程度だったそうです。
そこで、ジェンナーは乳搾りの女性の水痘から膿を採取して子供に摂取して軽い天然痘を発症させたのです。
さらに、その少年に人の天然痘ウイルスを接種した結果、天然痘は二度とかからなくなったということ。
これが、免疫力が備わったと言うことです、つまり、牛のウイルスが免疫となって、人のウイルスを撃退したのです。
その結果、1980年には天然痘はこの世から根絶しました。
免疫とワクチン
先ほどのジェンナーの実験でワクチンを発見し、その、ワクチンを用いた免疫力で天然痘ウイルスを撃退しましたが、そもそも、免疫とは何なのか?
免疫とは、私たちの身体を守るために備わっている防御システムです。
つまり、体内に細菌やウイルスなどの異物が侵入したら、その異物を排除するために攻撃する素晴らしい機能なんですね。
そればかりか、一度、異物を排除すると、学習能力が働き記憶するのです。
ということは、また、同じ異物が入り込むと、以前撃退した攻撃方法を用いて排除に向かうのです。
これによって、身体を正常に保つということですね。
そこで、ワクチンですが、免疫のパワーを引き出す助っ人の役目をします。
つまり、その人が持っている免疫力の力でウイルスや細菌などの病原体をやっつけますが、より免疫力をパワーアップさせる手助けをするのがワクチンです。
でも、ワクチンは万能ではなく、熱や発しんなどの副反応が起こることもありますが、比較的軽い症状で終わるそうです。
このように、免疫とワクチンがタッグを組んで細菌やウイルスから身体を守っているんですね。
まとめ
ワクチンという言葉は、雌牛のウイルスから付けられましたが、種痘ワクチンの成分はワクチニアウィルスと言うそうです。
そして、天然痘という恐ろしい病気を根絶させたワクチンはエドワードジェンナーの業績によるものですが、私たちの身体の免疫は素晴らしいシステムだと思いませんか?
一度、発症すると免疫を獲得して、以後二度と感染させないという仕組みが備わっている・・・
ただ、年齢が進むと免疫力も低下するので注意が必要です。
そう言えば、コロナウイルスも65歳以上の人が重症化するということですね。
でも、免疫力を上げる方法があります。
それは、日常生活で心身とも健康を保つことです。
その理由は、ストレスや生活習慣の乱れが自律神経に悪影響を与えるからです。
つまり、自律神経の乱れが免疫力の低下を引き起こすということです。
よって、出来るだけストレスを抱えない・・・また、ストレスを発散します。
そして、自律神経を整えて免疫力を強化させるには・・・
- 悩んでも結果が出ないことは悩まない
- 自己肯定力を高める
- 常に感謝する気持ちを持つ
- 何に対しても前向きな姿勢で挑む
これらのことを実行しますが、私は潜在意識が大きく関わっていると思っています。
潜在意識については下記をご覧くださいね。
生き方を変える方法が分かった
www.hoshimiru.com
今回の記事に関連する記事は下記です。
今回参考にさせていただいた記事は秋田大学 医学科研究科・医学部
http://www.med.akita-u.ac.jp/~doubutu/matsuda/kougi/JALASinOkayama/kougi/Jenner.html
人獣共通感染症 第28回 1/6/96 種痘200年を迎えて
https://www.jsvetsci.jp/05_byouki/prion/pf28.html
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ下記ツイッターからシェアして頂ければとっても嬉しいです。