引き寄せの法則ってご存知でしょうか?
日本では、2007年頃から『ザ・シークレット』(著:ロンダ・バーン)が出版されたのがきっかけとなり、自己啓発の分野で今も話題になっています。
そして、引き寄せの法則は、願いを引き寄せると言うことですが、ただ単に願えば勝手に引き寄せがやって来るものではありません。
と言ってもすべての人に、引き寄せの法則が成り立っているのです。
なので、もちろん、あなたにも引き寄せの法則が働いているということです。
では、どのようにすれば、あなたの願いを効率良く引き寄せることが出来るのか?
それは、願いに向けた意識をもち、意図的に引き寄せるものなのです。
その結果、願いや望みが実現します。
願望実現については、以前の記事・・・
「潜在意識にインプットして運を引き寄せるその仕組みとは・・」
これら3記事で紹介しているので、あわせてご覧下さいね。
ということで、今回は引き寄せの法則について紹介します。
引き寄せの法則は脳のどの部分で作用するの?
まず、願うことで実現するという引き寄せの法則ですが、脳のどの部分で作用するのか?
それは、脳幹の中に網様体賦活系(もうようたいふかつけい)(RASとも言う)という神経の束があります。
(RAS:Reticular Activating System)
網様体賦活系は延髄(えんずい)を通じて体に感じた知覚情報を得る中枢部分で、中脳から橋の方の背後側にあり、さらに脳に通じています。
その、網様体賦活系の働きで引き寄せの法則が働いていると言われています。
では、その働きは?・・というと・・・フィルターの役目をしているのです。
そのフィルターの役目とは、必要な情報だけをピックアップして、必要でない情報はシャットアウトします。
例えば、あなたは今、車が欲しい・・・つまり、車に興味をもっているとすると、その車の情報を引き寄せてくれます。
そして、さらに、あなたの願望実現・・・欲しいと思っているクルマを手に入れることができるのです。
このように、網様体賦活系の働きは、興味を示すものだけをピックアップして引き寄せてくれるのです。
欲しいものを引き寄せるプロセス
私たちは何かに興味を持つということは、脳の網様体賦活系(RAS)にインプットすることから始まります。
今回はあなたがクルマを引き寄せる流れを紹介しますね。
あなたは、まず・・・
↓
↓
↓
↓
↓
こういう流れになりますが、ポイントは、欲しいと願うと、その願っている情報が引き寄せられるということです。
ただし、欲しいと願っているだけではなく行動が必要となります。
でも、欲しいと願う力が強ければ強いほど自然と行動がともないます。
私たちは、このような流れで願望を実現させていますが、その願望を叶える手助けをするのが、RAS・・・つまり、脳に存在する、網様体賦活系なのです。
網様体賦活系はどのようにして願望を叶える手助けをするのか?
先ほど述べたように、網様体賦活系はフィルターの役目をします。
これは、あなたがクルマを手に入れたプロセスを考えてみると分かります。
「クルマが欲しい」と願う心に沿って、網様体賦活系のフィルター機能が働くということですが、あなたが望んでいることを優先して出会わせてくれるのです。
それは・・
上記、5)ですが、網様体賦活系のフィルター機能が、あなたが欲しい〇〇自動車の△△というクルマで色は白が欲しいという願いを叶えるために、他の情報を遮断させているのです。
例え、同じ車種のクルマが走っていてもクルマの色が違っていたら気づかせないのです。
と言うことは、あなたが願っていることを最優先として情報を提供します。
そして・・・
ここで、願望が実現出来たということですが、「ふとしたことから」と表現していますが、これに至るまで、あなたがクルマが欲しいという願いの力によって、友人を引き寄せる結果になったということです。
こういうことは誰でも経験していることだと思いますが、決して偶然ではありません。
願望を実現させるために脳の網様体賦活系によるフィルターが、あなたが欲している情報を引き寄せて実現させたということです。
私たちは、このようにして願いを実現させていますが、願う度合いによって、フィルター機能が働かないことがあります。
それは、心の底(潜在意識)では、「どうせ、欲しいと思っても実現できないだろう」とか、「そんな、お金持ってないのでダメだろう」と思っているからです。
でも、心底「自分には必要なんだ!」と思う心を持てば叶うことが出来るのです。
網様体賦活系のフィルター機能
先ほどはクルマが欲しいと言うことを例として述べましたが、もう少し身近に感じた網様体賦活系のフィルター機能を紹介しますね。
例えばこういうことです。
美味しいと評判のラーメン屋に友人と食べに行ったとします。
でも、そのラーメン屋は、長蛇の列で並ばなければ食べられない。
そこで、あなたと友人は・・もちろん、並びます。
そして、その友人と並んでいる間に、いろんな話をしますが、多くの人が接近して並んでいて、みんな話をしています。
そんな、ざわついた中でもハッキリと友人と会話が出来るのです。
これも、網様体賦活系のフィルター機能が働いているからです。
しかも、あなたと友人は、それほど声のボリュームを上げなくても会話が出来ると言うことは、フィルター機能が働いて、他の人の会話をシャットアウトしているからです。
つまり、あなたと友人以外の音は脳が理解する優先順位が低いと判断しているのです。
一方、最優先は友人の声ということです。
このように、あなたにとって必要と思うものを優先的に示してくれて、必要でないものは遮断させているのです。
目標を立てて文章や言葉で願うと実現出来る
私たちは常に五感を通じて、物事の情報を脳にインプットしています。
そして、その情報は、あなたにとって重要な情報なのか?
それとも、重要ではない情報なのか? を、あなたの願いや欲求にもとずいて、フィルターを掛けています。・・・これは、先ほど述べましたね。
そこで、目標を設定すると脳の網様体賦活系のフィルターが、より判断しやすくなるということです。
そして、目標は何なのかを言葉で言ったり、ノートに書き示したりすることで、網様体賦活系のフィルターは、より効率よく働いてくれるのです。
例えば、「自分は今、〇〇と言う情報を知りたい」とか、「〇〇を解決したい」などを明確にノートに書き示すことが重要なのです。
そういえば、アスリートは自分の願いを明確な計画を立ててイメージトレーニングをしていますよね。
プロ野球の有名な選手やフィギアスケートの選手などは必ずと言っていいほど、来年の目標はどれぐらいの成績を残して、どのレベルまで行く・・・など、常に目標を立てて練習しています。
この目標は、自分を振り立たせるものだけではなく、目標を達成するための引き寄せを得ると言う目的でもあります。
つまり、これが、メンタルを強くする手段になるということです。
いかがですか?
あなたも、願いを叶えたいと思えば、ノートを一冊買って、目標達成を導くノートを作ってみてはどうでしょう。
『ザ・シークレット』そこに現れたものではなく、何世紀も前に存在していました。プラトン、ガリレオ、ベートーベン、エディソン、カーネギー、アインシュタイン等の発明家、理論家、科学者、偉大な思想家達はこの「ザ・シークレット」を理解していたのです。この「ザ・シークレット」を手に入れたのはもちろん過去の思想家たちだけではありません。あの有名セレブもこの引き寄せの法則の実践者として話題となりました。
株式会社KADOKAWAのPRタイムズより
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