星みるみち

日々の出来事や感じたことなど、有益な情報をお伝えする雑記ブログです。

無意識をコントロールする!

無意識で作用する現実の世界

私たちは、自分の意思が決定、そして、行動を促し、結果が出る・・・

この繰り返しによって、人生・・・つまり、運命が作られていくように思います。

 

つまり、自分の好みなどの選択によって、自分の行く末を決めているんですね。

要するに、意識が入れば → 行動する → 運命が決まる

と言うことです。

 

そこで、意識ってなんなのか?

ここが気になったので、調べてみました。

 

その結果、発見しましたね。

それは、意識よりも無意識が先行して、ものごとを決めているということです。

 

と言うことで、今回は、無意識をコントロールできれば凄いことができると言うことと、無意識のコントロールの仕方を述べてゆきたいと思います。

 

無意識については、以前の記事もご覧くださいね。

www.hoshimiru.com

無意識が意識よりも速く動いている

顕在意識と無意識が競争


 

まず、アメリカの生理学者のベンジャミン・リベットという学者が実験した結果を紹介します。

 

私たちは、意思決定をしますが、脳から無意識的な電気信号が先に作動して、行動欲求を働かせて行動に至ると言うことです。

 

そして、意思決定(顕在意識)よりも、0.35秒ほど、無意識からの信号が速いと言うことです。

これは、何を言っているのか?

 

それは・・・

私たちは、自分の意思(顕在意識)によって、行動するものではなく、無意識領域からの指令によって行動するものだということです。

 

これは、あくまで、仮説ですが、ベンジャミン・リベット 氏以外にも世界中の学者から同じ説が唱えられています。

 

もっと、分かりやすく例をいうと・・・

あなたはスマホを見るとしましょう。

 

スマホを見るにはボタンをタップしますので、指を動かします。

それには、まず、脳が指の筋肉を動かせと無意識領域に電気信号を送る → 指を動かそうと意図する → 指を動かす

 

私たちは、こういう手順で行動しています。

つまり、無意識からの指令によって、行動しているということですね。

形を繰り返すと無意識に浸透する

柔道の形を指導

無意識からの指令で行動しているということは、ポジティブな無意識を多く浸透すれば、人生は楽しいと思いませんか?

 

そして、無意識をコントロールできれば、最高ですよね。

そこで、私たちは向上するとか、上達することを望みます。

 

仕事もコツを見つけ出して、苦労しないで成績を上げることができたり・・・

趣味の柔道も段持ちになったり・・・

 

これは向上した結果、そのものです。

そこで、向上するには、どうすれば、良いと思いますか?

 

例えば、楽器を上達するとか、柔道で上段になるとかですね。

もちろん、勉強や仕事もそうですが、形があって、その形をひたすらに繰り返して練習することです。

 

柔道や空手の上達法を例にすれば分かりやすいですね。

柔道の道場に入門すると、まずは、形を教えられます。

 

受け身はこういう形・・・

攻撃するにはこのような形・・・

などですね。

 

その型をひたすらに繰り返して覚えて行きます。

そうすると、自分の身に自然に形が出来上がってゆき、使えるようになるんですね。

 

これは、形を繰り返して練習してゆくことによって、無意識領域に浸透するということです。

 

そして、型を習得すると同時に工夫する能力などの柔軟性も得ることができます。

このようなプロセスで上達しますが、無意識で出来ることが向上する決め手となるということですね。

習慣を変えるには無意識の領域に入る 

靴を揃える習慣を得た子供

よく、習慣を変えれば成功すると言われますが、あなたは習慣を変えたことありますか?

私は習慣を変えるなど、とっても、難しいことだと思います。

 

なぜなら、習慣は今までの自分が選択したことから成り立っているものだからです。

それを、変えるなんて、そう簡単に行かないのですね。

 

そこで、習慣を変えることですが、無意識の領域に入ることによって、可能になるのです。

 

これは、「人生が変わる!無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣」 前野 隆司  (著)」から得た情報ですが、子供に靴を揃える習慣づけのノウハウが例として書かれています。

 

子供は外から帰ってくると、靴を脱ぎっぱなしにする。

そこで、ふつう、親だったら、「靴を揃えなさい」と注意したり叱ります。

 

ところが、子供に叱ってもなかなか揃えるという習慣をつくことなど出来ないのです。

そこで、子供を叱るのではなく、一緒に靴を揃えるのです。

 

もちろん、1回や2回、一緒に靴を揃えても、習慣化しません。

ところが、何十回、何百回、一緒に揃えることをしていると、子供は習慣を身につけるのですね。

 

そこで、その子供に、なぜ、靴を揃えるようになったのか?

と聞くと・・・

 

「揃えなければ、気持ちが悪い」

と応えたそうです。

 

気持ちが悪いということは、靴を揃える習慣が無意識領域に入ったということです。

これが、習慣を変える方法なのです。

 

まとめ

今回は、無意識をコントロールするというテーマで紹介したしました。

考えてみれば、多くの判断は無意識で決めているように思います。

 

「なぜ、これを選んだのか?」

「自分では分からないけれど・・・」

 

でも、これを選んだ結果、幸運が舞い込んで来たということ・・・

あなたにも、経験ありませんか?

 

考えてみれば、あの大谷翔平選手ですが、投球平均速度が155.5kmだと言われていますが、こんなスピードで投げれるということは、頭が命令して成し得ることでは無いと思います。

 

おそらく、無意識の領域でこのタイミングでこのように投げる・・・

という感覚が実行した結果だと思います。

 

また、その球を打つ選手も球を捉えることを無意識の領域で成し得ているように思います。

そこで、なぜ、そのような、無意識が働くのか?

 

それは、形を練習して自分のスタイルに取り込むことが出来たからだと思います。

私たちは、知らないことや、やったことが無いことは、まず、形を何度も何度も繰り返して覚えることですね。

 

そして、その形を自分のものにすれば、今まで出来なかったことが出来るというレベルまで高めることが出来るということだと思います。

 

こちらの記事もご覧ください。

www.hoshimiru.com

 


人生が変わる!無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 - (ワニプラス)

 

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